1%泡消火薬剤

CAFS(Compressed air foam system) は装置内に一定割合の泡薬剤を混合した溶液に圧縮空気を注入しノズルから放射する泡放水システムです。ノズルから発泡倍率約8〜20倍の泡を通常放水と同 等かそれ以上の射程まで放射でき、消火効率アップ・消火用水と作業負荷を大幅に低減します。
製品詳細
カフス(圧縮空気泡消火装置)
![]() 水放水以上の長い射程が得られる |
![]() 泡性状ドライ・ウエットが 選択可能(壁に貼付くドライ泡) |
![]() 射程30m以上 |
消防車から大量の消火用水が燃えている建物にかけられます。マンションやビルでは燃えている部屋の階下、隣接する部屋にも消火用水による損害(水害)を与えることになります。また、工場の火災でも大量の消火用水は工場の復旧を遅らせ製品や材料を使えなくしてしまいます。 このような水損防止やBCP(ビジネス継続プラン)にも、通常1/20の消火用水で十分な消火効果をもつCAFS(圧縮空気泡消火装置)は、新時代の消防車両装備品と言えます。
次に貴重な森林を破壊する林野火災でも、CAFS(圧縮空気泡消火装置)の重要性は認められます。少ない水で消火効果をもたらすため、水利の悪い山地での消火にもCAFSは最適です。
また、延焼防止のためにもCAFSによる粘着性のあるドライな泡が延焼防止ラインに長い時間付着し、林野火災の拡大を防ぎます。
テイセン PTO型 CAFS-50 カセット型 CAFS-50CAFS ![]() |
![]() 化学車積載PTO型CAFS-50 |
![]() はしご車積載カセット型CAFS-50 |
HALE社製CAFS(カフス)システムはカセット型CAFS-50とPTO型CAFS-50があります。
カセット型はエンジン付の独立した圧縮空気泡消火装置で、どのような消防ポンプにも後から接続可能です。PTO型は車両から動力をとるため、操作やメンテナンスが容易で新規製作車両に組込まれます。
特徴
CAFS(Compressed air foam system) は装置内に一定割合の泡薬剤を混合した溶液に圧縮空気を注入しノズルから放射する泡放水システムです。ノズルから発泡倍率約8〜20倍の泡を通常放水と同等かそれ以上の射程まで放射でき、消火効率アップ・消火用水と作業負荷を大幅に低減します。
[他社にはない7つの特長]
- エアーコンプレッサーは専用独立型・水圧に応じて泡薬剤を自動混合
- 1つの放水口で水、混合液、カフス放射の使い分けがワンタッチ
- 混合比は0.1%〜1.0%まで無段階調整可能
- ホース口径、ホース長に左右されない放射
- 泡薬剤は専用品の必要なし
- 水、薬剤が混合されない限り圧縮空気は注入されないインターロック機構
泡生成機構
諸元表
供給水圧 | 0.4〜1.0 MPa |
---|---|
水流量 | 60〜約450 リットル/min |
圧縮空気流量 | 1400 リットル/min, 7 bar |
フォームポンプ泡剤吐出量 | 8.0 リットル/min |
泡剤混合率設定可能範囲 | 0.1〜1.0% |
使用泡薬剤 | クラスA消火薬剤 |
発泡倍率 | 約8〜20倍 |
射程(ウエット) | 30m以上 |
推奨ノズル | スムースノズル |
外形寸法(mm) | 980×435×800mm |
乾燥重量(kg) | 約250 kg |
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