初期消火装置

水槽からノズルまで初期消火の装置をコンパクトにパッケージした超高圧消火装置
製品詳細
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少量(20l)高圧(25MPa)噴霧の初期消火はBCPの早道! (屋内消火栓やスプリンクラーが開けば工場現場は水浸し) 自己完結型消火装置エンジン、高圧ポンプ、125l 水槽(薬剤タンク付)、噴霧・泡デュアルノズル、50m高圧ホースリール]がセットされ給水から放水設備までを備えた消火装置 |
製品ラインナップ
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ハイドレックス 標準タイプエンジン、高圧ポンプ、水噴霧・泡切替えデュアルノズル、50m高圧ホースリール、薬剤タンクがパッケージされています。 水の供給は125リットル水槽(オプション)や水槽車、その他のタンクからからも可能です。 |
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ハイドレックス セパレートタイプエンジン、高圧ポンプ、デュアルノズル、薬剤タンクがパッケージされていますが50m高圧ホースリールが分離されていて、狭い場所での設置や車両積載に便利な分離タイプです。 |
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ハイドレックス モバイルタイプ(移動式)エンジン、高圧タイプ、デュアルノズル、50m高圧ホースリール、薬剤タンクがパッケージされています。 移動が簡単な大型タイヤ付台車に積載されていて工場内の移動が便利なモバイルタイプです。 |
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ハイドレックス PTOタイプ消防車両の油圧回路に組み込むことができるPTO(パワーテイクオフ)タイプも用意しています。 |
操 作
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まず、水、泡消火剤、燃料各タンクに充分な必要量が満たされていることを確認します。 | ||
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1.ガンホルダーを外し、ミニマックスフォグガンを取り外ずします。 | 2.エンジンのチョークを引きます。 | 3.スロットルレバーを上にあげ、全開にします。 |
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6.ミニマックスフォグガンのレバーを握り、消火を開始します。6.ミニマックスフォグガンのレバーを握り、消火を開始します。 |
4.イグニッションキーをまわし、エンジンを始動します。 | 5.泡消火を行う際には、泡消火剤吸入バブルを開きます。 | |
※泡消火を行なわない時は吸入バブルは閉じたままで、ハンドルは下側に向けたままにして下さい。 また、泡消火を行なう時は吸入バブルを開いてハンドルを上側にまわして下さい。 |
超高圧水噴霧消火方法の特長
●超高圧水噴霧消火方法の特長
消火性能:25MPaの高圧下での水噴霧です。広範囲の水噴霧は高温の炎の中で急速に蒸発するため、二次的な効果として気化潜熱による冷却効果と酸素濃度 の低下による窒息効果で消火を促進します。 50〜100ミクロンの微小な水滴が形成され、1リットルの水で60〜90㎡の表面が覆われます。 効果的な消火のためには、火点から6〜8m以内に近づく必要があります。この場合の噴霧面積はほぼ10㎡になります。
消火効率:
消火効率が非常に優れているためエンジンルーム、自動車、工場ライン、建築物の屋根裏、タイヤなどの火災 で必要とする水が少なくて済むことは極めて重要です。 たとえば、従来自動車火災を消し止めるには総量で500〜2,000リットルの水量が使われていましたが、超高圧噴霧消火ではわずか20〜50リットルの 水で済み、消火時間は3分とかかりません。 また25MPaの高圧で噴霧された水はノズルから時速800kmの微粒子で噴射されるので水の届き難い場所にも入り込み効果的に消火します。消火用水がほ とんど完全に蒸発しますので毎分25リットルの水で毎時約1,000kwの熱量を吸収します。このUHP-250超高圧消火装置を能力通りに使用すれば実 際上水損は生じません。すべての水は蒸発します。
安全性:
高圧噴霧で毎分20〜25リットルの水しか使わない場合、火傷の危険性につながる突然の蒸気の発生は起こら ないと報告されています。また高圧でも水量が少ないためノズルの反動はわずか88N(8.8Kgf)です。その上、高圧噴霧は比較的危険性はなく、噴霧中 のノズルから5㎝以内では危険性がありますが、1m離れた人に向かつて放射しても切傷の危険はありません。
その他の特長:UHP-250に標準装備されている高圧ホース(50m)にさらに100mのホースを連結し、 25MPaの圧力で送水すると地上高100mでのノズル圧は18〜19MPaとなり、依然高圧噴霧消火が可能で、上記の消火効率とほぼ同等の消火効果が得 られます。 またドアや壁に小穴を開けノズルを差込み、微粒子噴霧して閉塞された空間を冷却しフラッシュオーバーを防止します。
●消火方法 超高圧消火装置UHP・250は、水あるいは泡原液と水の混合のいずれかを選択して使用することができます。 クラスA火災では噴霧ノズルによる高圧水噴霧(20-25 /分)で消火します。 クラスB火災では泡ノズルに切り替え泡放射(AFFFなどの消火薬剤を使用)で消火し再発火を防止します。
クラスA火災時の高圧水噴霧消火 ハンドルを下側にすると水噴霧 (泡消火剤吸入バブル閉)
クラスB火災時の泡放射消火 ハンドルを上側にすると泡放射 (泡消火剤吸入バブル開)
消火実演
技術データ
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寸法 (長さ×幅×高さ) |
標準 タ イ プ=1,225mm×600mm×600mm(約160kg) セパレートタイプ= 800mm×600mm×600mm(約105kg) モバイルタイプ=1,225mm×770mm×1,090mm(約200kg) |
動力 | V型2気筒4サイクルガソリンエンジン 13.2KW、3,600rpm バッテリ使用による電気始動、12V 非常用手動スターター付 |
超高圧ポンプ | オイルバス潤滑式3シリンダ・プランジャーポンプ、最大連続作動圧力25MPa 最大吐出水量毎分20〜25リットル |
泡原液吸入装置 | 吸入比率0〜6%可変 |
ホースリール | 50m消火ホース展張のためにブレーキ、クランプ、および取外可能な巻取りハンドルが付属します。 |
中央配置制御盤 | イグニッションキー、チョーク、およびスロットルを組込んだ制御盤 |
50m消火ホース | ホースの表面は滑らかで、非常に柔軟なスチール編物で補強、内部と外部はゴムで防蝕保護されています。 内径=8mm 外径=15mm 重量=390g/m 破断圧力=約160MPa 耐熱温度=160℃ |
射程 | 水噴霧=約11.5m 泡放射=約9.0m |
オプション | PE製125リットル水槽、100m延長ホース(ホースリール付)、高圧カプラー接続 |
※製品の仕様は改良のため予告なく変更することがありますのでご了承ください。
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